【明日のレジメン図鑑】タグリッソ(EGFR陽性Ⅲ期肺がん)

タグリッソ」単剤治療は、「EGFR遺伝子変異陽性の手術不能又は再発非小細胞肺がん」、「EGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺癌における術後補助療法」に対して承認されているレジメンであるが、2024年7月31日に新たに「エクソン19欠失型またはエクソン21(L858R)点突然変異が確認された切除不能なステージIIIのEGFR遺伝子変異を有する非小細胞肺がんに対する、根治的化学放射線療法後の治療」を対象に承認申請された。この申請は、Phase 3試験『LAURA試験』の結果に基づく。

【承認申請日】

2024年7月31日

【効能及び効果】

エクソン19欠失型またはエクソン21(L858R)点突然変異が確認された切除不能なステージIIIのEGFR遺伝子変異を有する非小細胞肺がんに対する、根治的化学放射線療法後の治療

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