【HER2陽性胆道がん:二次治療】「ハーセプチン+パージェタ」

TAPUR(JCO)                           

HER2遺伝子増幅または変異を有する進行胆道がんと診断され、標準治療を選択できなくなった28名が次の治療として「ハーセプチンパージェタ」治療を受けた結果、32%の人が治療に奏効した。

【発表】

2024年5月15日

【試験名】

TAPUR(Phase 2)〔NCT02693535

【試験実施国】

米国

【原著】

J Clin Oncol. 2024 42:3228-3237. [PubMed: 38748939]

【さらに詳しく】

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