【レジメン図鑑】タズベリク(濾胞性リンパ腫)

タズベリク」は、2020年7月8日に承認申請し、2021年6月23日、「再発又は難治性のEZH2遺伝子変異陽性の濾胞性リンパ腫(標準的な治療が困難な場合に限る)」を効能・効果として承認されたEZH2阻害薬。

【承認日】

2021年6月23日

【効能及び効果】

再発又は難治性のEZH2遺伝子変異陽性の濾胞性リンパ腫(標準的な治療が困難な場合に限る)

【さらに詳しく】

 

このレジメンの承認の根拠となった主なトライアル

【EZH2陽性濾胞性リンパ腫:二次治療(ORR)】タズベリク
再発または難治性の濾胞性リンパ腫のうち、EZH2遺伝子変異陽性の人45名が「EZH2阻害薬タズベリク」治療を受けた結果、69%の人が治療に奏効し、10.9ヵ月間奏効が持続した。 一方、EZH2遺伝子変異野生型の人49名が「タズベリク」治療を受けた結果、35%の人が治療に奏効し、1 ...
【EZH2陽性濾胞性リンパ腫:二次治療(ORR)】タズベリク
EZH2遺伝子変異陽性の濾胞性リンパ腫と診断され、標準治療を受けた日本人17名が「EZH2阻害薬 タズベリク」治療を受けた結果、76.5%の人が奏効を得られた。 最も多かったグレード3の治療関連有害事象は、リンパ球減少症であり、2名が経験した。 「タズベリク」は、本試験の結果など ...