切除可能な粘膜悪性黒色腫と診断された人が手術後の補助療法を考える場合、「抗PD-1抗体 トリパリマブ」治療を選択しても「高用量インターフェロン-α2b」治療を選択した場合を上回る無再発生存期間は期待しにくい。
「トリパリマブ」治療を選択することでグレード3以上の治療関連有害事象を経験するリスクの軽減が期待できる。試験では「高用量インターフェロン-α2b」治療を受けた人の87.5%がグレード3以上の治療関連有害事象を経験したが、「トリパリマブ」治療を受けた人では27.4%に抑えられた。
【発表】
2022年7月13日
【試験】
Phase 2
【原著】
Ann Oncol. 2022 Jul 13. [PubMed: 35842199]