「メキニスト」単剤療法が「がん化学療法後に増悪した低異型度漿液性卵巣がん」を対象に2025年7月24日に公知申請され、2026年2月19日に承認されました。この承認は、国内外の臨床試験(GOG281/LOGS 試験及び NCCH1901 試験)の結果に基づく。
低異型度漿液性卵巣がん(LGSOC)は化学療法への感受性が低く、有効な治療選択肢に乏しい疾患であった。本承認は、同疾患において初のランダム化比較試験(LOGS試験)で有効性が示されたMEK阻害薬の承認であるという新規性を持つ。
LOGS 試験では、「メキニスト」が標準治療群に比べ、無増悪生存期間中央値を7.2ヵ月から13.0ヵ月へ有意に延長し、奏効率も6%から26%へ大幅に改善した。また、特定の遺伝子変異の有無によらず有効性が期待できる。
これまで標準治療が未確立であった同疾患において、科学的根拠に基づく新たな標準治療の選択肢が提供された点で、その臨床的意義は極めて大きい。
【承認日】
2025年12月22日
【効能及び効果】
がん化学療法後に増悪した低異型度漿液性卵巣がん
