TreeTopp(ESMO Open)
切除不能または転移性胆道がんと診断され、ゲムシタビンを含む一次治療後に病勢が進行した人が次の治療を考える場合、「カペシタビン」治療に「汎HER阻害薬バルリチニブ」の上乗せを選択しても奏効率の向上、無増悪生存期間の延長は期待しにくい。
「カペシタビン+バルリチニブ」治療を受けた人の65.6%がグレード3以上の治療関連有害事象を経験した(vs 58.7%)。
【発表】
2021年12月15日
【試験名】
TreeTopp(Phase 2)〔NCT03093870/jRCT2080223894〕
【試験参加国】
日本、米国、オーストラリア、中国、香港、ハンガリー、韓国、ポーランド、シンガポール、スペイン、台湾
【原著】
ESMO Open. 2021;7:100314. [PubMed: 34922298]