TRIBE(NEJM)
大腸がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「FOLFOXIRI+アバスチン」治療を選択することで、「FOLFIRI+アバスチン」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間の延長が期待できる。
「FOLFOXIRI」治療で増える有害事象(グレード3以上)は、神経毒性、口内炎、下痢、好中球減少症。
【発表】
2014年10月23日
【試験名】
TRIBE(Phase 3)〔NCT00719797〕
【試験実施国】
イタリア
【原著】
N Engl J Med. 2014;371:1609-18. [PubMed:25337750]
【さらに詳しく】
- 転移性大腸癌に対する FOLFOXIRI とベバシズマブによる初期治療〔NEJM日本語アブストラクト〕
- 切除不能大腸がんの1次治療、FOLFOXIRI+BVが有効〔ケアネット〕
- 切除不能な転移を有する大腸癌のファーストライン治療として、FOLFOXIRI+ベバシズマブがFOLFIRI+ベバシズマブにPFSで優越性を示す【ASCO-GI2013】〔日経メディカル〕
- FOLFOXIRI+ベバシズマブはFOLFIRIとの併用に比べて切除不能の転移性大腸癌患者の無増悪生存期間を有意に延長、TRIBE試験の結果【ASCO2013】〔日経メディカル〕
- 切除不能大腸癌のファーストラインとしてFOLFOXIRIとベバシズマブの併用投与は有効【WCGC2013】〔日経メディカル〕
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