【EGFR陽性肺がん:三次治療(ORR)】ダトロウェイ

TROPION-LUNG05/TROPION-LUNG01(J Thorac Oncol)    

EGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんと診断され、EGFR-TKIおよびプラチナ製剤を含む化学療法を受けたことがある117名が「ダトロウェイ」治療を受けた結果、43%の人が治療に奏効し、7.0ヵ月奏効が持続した。

【発表】

2025年6月12日

【分析対象試験名】

【分析対象の試験参加国】

TROPION-LUNG05

日本(愛知県がんセンター、藤田医科大学病院、国立がん研究センター東病院、北海道がんセンター、京都大学医学部附属病院、新潟県立がんセンター新潟病院、関西医科大学附属病院、大阪市立総合医療センター、大阪国際がんセンター、近畿大学病院、静岡県立静岡がんセンター、徳島大学病院、国立がん研究センター中央病院、がん研有明病院)、米国、フランス、ドイツ、ハンガリー、イタリア、韓国、オランダ、スペイン、台湾

TROPION-LUNG01

日本(北海道がんセンター、国立がん研究センター東病院、国立がん研究センター中央病院、がん研究会有明病院、新潟県立がんセンター新潟病院、静岡がんセンター、藤田医科大学病院、京都大学医学部附属病院、大阪市立総合医療センター、大阪国際がんセンター、関西医科大学附属病院、近畿大学病院、徳島大学病院、仙台厚生病院、埼玉医科大学国際医療センター、金沢大学附属病院、兵庫県立がんセンター、四国がんセンター、九州大学病院、埼玉県立がんセンター、岡山大学病院)、米国、アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チェコ、フランス、ドイツ、香港、ハンガリー、イタリア、韓国、メキシコ、オランダ、ポーランド、プエルトリコ、ルーマニア、ロシア、シンガポール、スペイン、スイス、台湾、中国、英国

【原著】

J Thorac Oncol. 2025 Jun 12.  [PubMed: 40516821]

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