【EGFR陽性肺がん:一次治療(PFS)】「ダトロウェイ+タグリッソ」vs「タグリッソ」

TROPION-LUNG14                        

EGFR遺伝子変異陽性の進行非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「タグリッソ」治療に「ダトロウェイ」の上乗せを選択することで無増悪生存期間が延長できるかについて、現在、検証が進められている。

【試験開始日】

2025年12月1日

【試験終了予定日】

2032年6月30日

【試験名】

TROPION-LUNG14(Phase 3)〔NCT06350097/jRCT2031240580

【試験参加国】

日本(国立がん研究センター中央病院、九州大学病院、神奈川県立がんセンター)、韓国、台湾、中国、香港、カナダ、ブラジル、オーストラリア、ドイツ、イタリア、ポーランド、スペイン

 

【今日の標準治療】

【標準治療】EGFR陽性肺がん
1. 「タグリッソ」単剤治療 EGFR遺伝子変異(エクソン19欠失またはL858R変異)陽性のⅣ期非小細胞肺がんに対して、PS0-1の場合、「タグリッソ単剤治療」のみが強く推奨されている。 「タグリッソ」単剤治療に不応・不耐となった場合の二次治療 PS2の場合、「EGFR-TKI ...