【標準治療】膀胱がん

 

1.  「キイトルーダ+パドセブ」併用療法

2024年9月24日、「キイトルーダパドセブ」治療が「根治切除不能な尿路上皮がん」に対し、選択できるようになった。

【レジメン図鑑】キイトルーダ+パドセブ(尿路上皮がん)
2024年1月31日、「キイトルーダ+パドセブ」併用療法が「根治切除不能な尿路上皮がん」を対象に承認申請され、同年9月24日、承認された。この承認は、Phase 3試験『EV-302/KEYNOTE-A39試験』の結果に基づく。 【承認日】 2024年9月24日 【効能及び効果】 ...
【尿路上皮がん:一次治療(OS、PFS)】「キイトルーダ+パドセブ」vs「化学療法」
EV-302/KEYNOTE-A39(NEJM)                  局所進行性または転移性尿路上皮がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「キイトルーダ+パドセブ」治療を選択することで「化学療法(ゲムシタビン+シスプラチン(またはカルボプラチン)」を選択する ...

 

 

2. 「オプジーボ+ゲムシタビン+シスプラチン」併用療法

2024年12月27日、「オプジーボゲムシタビンシスプラチン」治療が「根治切除不能な尿路上皮がん」に対し、選択できるようになった。

【レジメン図鑑】オプジーボ+ゲムシタビン+シスプラチン(尿路上皮がん)
「オプジーボ+ゲムシタビン+シスプラチン」併用療法が「根治切除不能な尿路上皮がん」を対象に2023年12月18日に承認申請され、2024年12月27日承認された。 【承認日】 2024年12月27日 【効能及び効果】 根治切除不能な尿路上皮癌 【さらに詳しく】 ニボルマブの根治切 ...

 

 

3. 「ゲムシタビン+シスプラチン」併用療法後の「バベンチオによる維持療法」

バベンチオによる維持療法」は化学療法後に病勢が進行していない局所進行または転移性尿路上皮がんに対し、行うよう強く推奨されている。

【レジメン図鑑】バベンチオ(尿路上皮がん)
「バベンチオ」単剤治療が「根治切除不能な尿路上皮癌における化学療法後の維持療法」を対象に2020年5月26日に承認申請され、2021年2月24日承認された。 【承認日】 2021年2月24日 【効能及び効果】 根治切除不能な尿路上皮癌における化学療法後の維持療法 【さらに詳しく】 ...

 

 

膀胱がんの二次治療

【標準治療】膀胱がんの二次治療
1.  パドセブ単剤治療 一次治療として「オプジーボ+ゲムシタビン+シスプラチン」治療を受けた場合、「パドセブ」単剤治療が有力な二次治療の選択肢となる。 2. キイトルーダ単剤治療 一次治療として「ゲムシタビン+シスプラチン」治療を受けた場合、「キイトルーダ」単剤治療が有力な二次 ...