切除不能または再発進行食道がんと診断された人が初めての化学放射線療法の最適な線量を考える場合、「50.4Gy」から「60Gy」に増量しても無増悪生存期間、生存期間の延長は期待できない。
食道扁平上皮がんの根治的化学放射線療法において、50.4 Gyから60 Gyへのルーチンな線量増加は生存上のベネフィットをもたらさないという前向きランダム化試験の明確なエビデンスを提供した。特に日本国内において、S-1およびネダプラチンを併用するレジメンでは「50.4 Gy」が引き続き標準的な放射線量として使用されるべきであることを強く支持し、不必要な線量増加による正常臓器への影響を回避する意義をもたらしている。
【発表】
2026年7月31日
【試験】
Phase 2
【試験実施国】
日本(東京大学医学部附属病院)
【原著】
Int J Radiat Oncol Biol Phys. 2026 Jul 31. [PubMed: 42537853]