【ホルモン感受性前立腺がん:一次治療】「177Lu-PSMA-617+ドセタキセル」vs「ドセタキセル」

UpFrontPSMA(Lancet Oncol)                  

遠隔転移を有するホルモン感受性の前立腺がんと診断された人がアンドロゲン除去療法を考える場合、「ドセタキセル」治療に「177Lu-PSMA-617」の上乗せを選択することで、48週時におけるPSA未検出の割合の向上、PSA無増悪生存期間の延長が期待できる。

「アンドロゲン除去療法+ドセタキセル」治療を受けた人の16%が48週時におけるPSA未検出であったが、「アンドロゲン除去療法+ドセタキセル177Lu-PSMA-617」治療を受けた人では41%が未検出であった。

【発表】

2024年9月13日

【試験名】

UpFrontPSMA(Phase 2)〔NCT04343885

【試験参加国】

オーストラリア

【原著】

Lancet Oncol 2024; 25: 1267-76.  [PubMed: 39293461]

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