【頭頸部がん:口腔内粘膜炎】「ウリナスタチン+化学放射線療法」vs「化学放射線療法」

UTI-RTOM-NPC(Nat Commun)                  

局所進行上咽頭がんと診断され、化学放射線療法を受ける人が放射線療法による口腔内粘膜炎の予防および治療を考える場合、放射線治療日に「ウリナスタチン」3回投与を選択することで、グレード3以上の口腔内粘膜炎発症率の低下が期待できる。

日本では「ウリナスタチン(販売名:ミラクリッド)」は、急性膵炎、急性循環不全の治療薬として承認されている。

【発表】

2025年3月23日

【試験名】

UTI-RTOM-NPC(Phase 3)〔NCT03387774

【試験参加国】

中国

【原著】

Nat Commun. 2025 ;16:2848. [PubMed: 40122906]