【去勢抵抗性前立腺がん:一次治療(OS)】「DCVAC/PCa+ドセタキセル+プレドニゾン」vs「ドセタキセル+プレドニゾン」

遠隔転移を有する前立腺がんと診断され、アンドロゲン除去療法が無効となった男性が次の治療を考える場合「ドセタキセルプレドニゾン」治療に「樹状細胞を利用する免疫療法 DCVAC/PCa」の上乗せを選択しても生存期間の延長は期待しにくい。

ドセタキセルプレドニゾン+DCVAC/PCa」治療を受けた人の9.2%の人が治療関連有害事象を経験した(vs 12.7%)。主な治療関連有害事象は、倦怠感(36.2% vs 40.1%)、脱毛(29.6%  vs 34.3%)、下痢(27.5% vs 30.9%)であった。

【発表】

2022年2月10日

【試験名】

VIABLE(Phase 3)〔NCT02111577

【試験参加国】

米国、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ、デンマーク、フランス、ドイツ、ハンガリーイタリア、ラトビア、リトアニア、オランダ、ポーランド、ポルトガル、セルビア、スロバキア、スペイン、スウェーデン、英国

【原著】

JAMA Oncol. 2022 Feb 10. [PubMed: 35142815]