【EGFR陽性肺がん:一次治療(OS)】「イレッサ→化学療法→イレッサ」vs「イレッサ」

JCOG1404(Clin Cancer Res)                   

EGFR遺伝子変異陽性の進行非扁平上皮非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「イレッサ」治療の前に「イレッサ治療8週後に2週休薬し、化学療法(シスプラチンペメトレキセド)を3サイクル」実施を選択しても生存期間の延長は期待しにくい。

【発表】

2025年3月31日

【試験名】

JCOG1404/WJOG8214L/AGAIN(Phase 3)

【試験参加国】

日本

【原著】

Clin Cancer Res. 2025 Mar 31. [PubMed: 40162917]

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【今日の標準治療】

【標準治療】EGFR陽性肺がん
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