EGFR-TKIで進行後にT790M変異陽性が確認された人が次の治療を考える場合、「タグリッソ」治療に「アバスチン」の上乗せを選択しても無増悪生存期間、生存期間の延長は期待しにくい。
「タグリッソ+アバスチン」併用療法の奏効率は、「タグリッソ」単独治療よりも優れていた(68% vs 54%)。
「タグリッソ+アバスチン」併用療法のグレード3以上の主な有害事象は、蛋白尿(23%)、高血圧(20%)であった。
【発表】
2021年1月7日
【試験名】
WJOG8715L(Phase 2)〔UMIN000023761〕
【試験実施国】
日本
【原著】
JAMA Oncol. 2021 ;7:386-394. [PubMed: 33410885]
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