【2024年8月28日承認】キイトルーダ+化学療法、アレセンサ

2024年8月28日、「ALK融合遺伝子陽性の非小細胞肺がんにおける術後補助療法」に対する「アレセンサ」、「非小細胞肺がんにおける術前・術後補助療」に対する「キイトルーダ+化学療法」について承認された。

同月2日、開催された薬事審議会医薬品第二部会にて、「アレセンサ」の同適応の承認が了承され、「キイトルーダ+化学療法」の同適応の効能追加が報告されていた。

1. キイトルーダ+シスプラチン+ペメトレキセド(またはゲムシタビン):非小細胞肺がんにおける術前・術後補助療法

【レジメン図鑑】キイトルーダ+シスプラチン+ゲムシタビン(肺がん:周術期治療)
「キイトルーダ(一般名:ペムブロリズマブ)」について、「非小細胞肺がんにおける術前・術後補助療法」として、2023年9月7日に承認申請され、2024年8月28日承認された。この承認は、Phase 3試験『KEYNOTE-671』の結果に基づく。 【承認日】 2024年8月28日 ...
【レジメン図鑑】キイトルーダ+シスプラチン+ペメトレキセド(肺がん:周術期治療)
「キイトルーダ(一般名:ペムブロリズマブ)」について、「非小細胞肺がんにおける術前・術後補助療法」として、2023年9月7日に承認申請され、2024年8月28日承認された。この承認は、Phase 3試験『KEYNOTE-671』の結果に基づく。 【承認日】 2024年8月28日 ...

 

2. アレセンサ:ALK融合遺伝子陽性の非小細胞肺がんにおける術後補助療法

【レジメン図鑑】アレセンサ(ALK陽性肺がん:術後治療)
「アレセンサ(一般名=アレクチニブ塩酸塩)」は、2014年7月4日、「ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」に対して承認されたALK阻害薬。「ALK融合遺伝子陽性の非小細胞肺がんにおける術後補助療法」に対しては、2023年12月15日、承認申請され、2024 ...
【ALK陽性肺がん:術後治療(DFS)】「アレセンサ」vs「化学療法」
ALINA(NEJM)                           ALK融合遺伝子陽性のIB-ⅢA期の非小細胞肺がんと診断された人が手術後の治療を考える場合、「アレセンサ」治療を選択することで「プラチナ製剤を含む併用化学療法」を選択した場合を上回る2年無病生存率が期待で ...

 

【原著】

Int J Clin Oncol. 2024 Sep 11.  [PubMed: 39259325]