【HER2陰性乳がん:一次療法】「S-1」vs「タキサン」

内分泌療法抵抗性人が初めての化学療法を考える場合、「S-1(経口)」治療を選択しても「パクリタキセルまたはドセタキセル(静注)」に劣らない生存期間が期待できる。

本試験の結果を踏まえ、乳癌治療ガイドライン2015年版の「CQ19-a 陰性転移・再発乳癌に対して化学療法は勧められるか?」において「推奨グレードB アンスラサイクリン、タキサン、S-1のいずれかの使用が勧められる。」と推奨されている。

【発表】

2015年11月27日

【試験名】

SELECT BC(Phase 3)〔UMIN C000000416

【原著】

Lancet Oncol. 2016;17:90-8. [PubMed:26617202]

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