現在、日本を含む国際共同Phase 3試験が進行中、承認申請中の子宮体がん治療についてまとめた。
1. 進行・再発子宮体がんの一次治療

【レジメン図鑑】キイトルーダ+パクリタキセル+カルボプラチン(子宮体がん)
「キイトルーダ+パクリタキセル+カルボプラチン」併用療法が「進行・再発の子宮体癌」に対して、2024年2月29日に承認申請され、同年12月27日に承認された。本承認は、Phase 3試験『KEYNOTE-868試験』の結果に基づいている。 【承認日】 2024年12月27日 【承 ...

【子宮体がん:一次治療(OS、PFS)】「テセントリク+化学療法」vs「化学療法」
AtTEnd(Lancet Oncol) 進行または再発子宮体がんと診断された女性が初めての治療を考える場合、「パクリタキセル+カルボプラチン」治療に「テセントリク」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。 【発表】 ...

【子宮体がん:一次治療(OS、PFS)】「キイトルーダ」vs「化学療法」
KEYNOTE-C93 dMMRを有する進行または再発子宮体がんと診断された女性が初めての全身療法を考える場合、「キイトルーダ」治療を選択することで「カルボプラチン+パクリタキセル」治療を選択した場合を上回る無病生存期間、生存 ...

【子宮体がん:一次治療(OS、PFS)】「レンビマ+キイトルーダ」vs「化学療法」
LEAP-001(JCO) 子宮体がんと診断された女性が初めての治療を考える場合、「キイトルーダ+レンビマ」治療を選択すしても、「パクリタキセル+カルボプラチン」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間、生存期間は期待しにくい。 ...
2. 進行・再発子宮体がんの二次治療

【子宮体がん:二次治療(OS)】「サシツズマブ チルモテカン」vs「化学療法」
TroFuse-005 子宮体がんと診断され、プラチナ製剤を含む化学療法かつ抗PD-(L)1抗体治療を受けたことがある女性が維持療法を考える場合、抗TROP2抗体薬物複合体「サシツズマブ チルモテカン」治療を選択することで、 ...

【子宮体がん:二次治療(PFS、OS)】「トロデルビ」vs「化学療法」
ASCENT-GYN-01 子宮体がんと診断され、プラチナ製剤を含む化学療法かつ抗PD-(L)1抗体治療を受けたことがある女性が次の治療を考える場合、「トロデルビ」治療を選択することで、「化学療法(ドキソルビシンまたはパクリタキセ ...