1. HER2陽性転移・再発乳がんに対する一次治療
現在、「エンハーツ+パージェタ」併用療法が承認申請されており、HER2陽性転移・再発乳がんに対する一次治療として「エンハーツ+パージェタ」併用療法が推奨されている。
一次治療において「エンハーツ+パージェタ」治療を受けたHER2陽性転移・再発乳がんに対する二次治療一次治療として「エンハーツ+パージェタ」治療を受けた場合の二次治療以降のエビデンスはない。 「エンハーツ+パージェタ」の有用性を立証した『DESTINY-Breast09』試験において「エンハーツ+パージェタ」治療中止後に二次治療を受けた人が383名中 124名(32.4%)いた。そのうち、111名(29.0%)はHER2標的治療を含む治療、68名(17.8%)が化学療法、19名(5.0%)が内分泌療法を受けた。 HER2標的治療の内訳は、78名(20.4%)が「ハーセプチン」を含むレジメンを受け、53名(13.8%)が「パージェタ」を含むレジメン、7名(1.8%)が「カドサイラ」を含むレジメン、6名(1.6%)が「エンハーツ」治療を受けた。 化学療法の内訳は、24名(6.3%)が「ドセタキセル」治療、24名(6.3%)が「カペシタビン」治療、18名(4.7%)が「パクリタキセル」治療を受けた。 |
2026年6月現在、HER2陽性転移・再発乳がんに対する一次治療として、「ハーセプチン+パージェタ+タキサン系製剤」併用療法、「ハーセプチン+パージェタ+ハラヴェン」併用療法が選択できる。
一次治療において「ハーセプチン+パージェタ+タキサン系製剤」治療を受けたHER2陽性転移・再発乳がんに対する二次治療一次治療として「ハーセプチン+パージェタ+タキサン系製剤」または「フェスゴ+タキサン系製剤」併用療法を受けた人は、二次治療として「エンハーツ」治療が強く推奨されている。 |









