『日本がん対策図鑑』は、人類の「がん」克服の歴史を記録していくものであります。人類が「がん」を克服した時に、『日本がん対策図鑑』はその役割を終えることになります。
このページでは、日本における新治療の承認、海外学会発表などの人類のがん克服史における大きなイベントを年表としてまとめあげました。
2024年
2024年12月6日、開催が予定されている薬事審議会・医薬品第二部会では下記の承認可否の審議、承認報告が行われる予定。 1. ダトロウェイ:化学療法歴のあるホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能または再発乳がん 2. イムデトラ:がん化学療法後に増悪した小細胞肺がん 3. ...
2024年11月22日、「局所進行子宮頸がん」に対する「キイトルーダ+同時化学放射線療法」、「進行・再発の子宮体がん」における「イミフィンジ+パクリタキセル+カルボプラチン(導入療法)」、「イミフィンジ(維持療法)」、「ミスマッチ修復機能正常(pMMR)の進行・再発の子宮体がん」 ...
2024年10月30日、薬事審議会・医薬品第二部会が開催され、下記の承認可否が審議され、いずれも了承された。 1. バルバーサ:がん薬物療法後に増悪したFGFR3遺伝子変異又は融合遺伝子を有する根治切除不能な尿路上皮がん 2. ブルキンザ:慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫 ...
2024年9月24日、トリプルネガティブ乳がんに対する「トロデルビ(一般名:サシツズマブ ゴビテカン)」、がん化学療法後に増悪した治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がんに対する「フリュザクラ(一般名:フルキンチニブ)」、「根治切除不能な尿路上皮がんの一次治療」に対する「キイトル ...
2024年8月28日、「ALK融合遺伝子陽性の非小細胞肺がんにおける術後補助療法」に対する「アレセンサ」、「非小細胞肺がんにおける術前・術後補助療」に対する「キイトルーダ+化学療法」について承認された。 同月2日、開催された薬事審議会医薬品第二部会にて、「アレセンサ」の同適応の承 ...
5月31日から6月4日まで米シカゴで開催される米国臨床腫瘍学会(ASCO 2024)で、SNSで話題になっている注目の演題についてまとめてみた。蓋を開けてみると、今年のASCOの話題は肺がん、乳がん、血液がんに集中していた。 肺がん 乳がん 肝細胞がん 血液がん ...
2023年、新しいがん治療レジメンの承認申請、Phase3試験結果の論文発表/学会発表/企業プレスリリースが数多く行われた。これらレジメンは、2024年内あるいは遠くない将来、日本において選択できる可能性が高い。ここでは近い将来、選択が可能になりそうながん治療についてまとめてみた ...
2024年6月24日、「ジャイパーカ(一般名:ピルトブルチニブ)」の「マントル細胞リンパ腫」、「ハイイータン(一般名:グマロンチニブ)」の「MET遺伝子エクソン14スキッピング変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」、「レットヴィモ」の「RET融合遺伝子陽性の進行・再発の ...
2024年5月17日、「キイトルーダ(ゲムシタビン+シスプラチン併用)」の「切除不能な胆道がん」、「キイトルーダ(化学療法併用)」の「治癒切除不能な進行・再発の胃がん」、「ビラフトビ」、「メクトビ」の「BRAF変異陽性甲状腺がん」について承認された。 1. キイトルーダ+ゲムシタ ...
2024年3月26日、「ビロイ(一般名:ゾルベツキシマブ)」の「CLDN18.2陽性の治癒切除不能な進行・再発の胃がん」、「トルカプ(一般名:カピバセルチブ)」の「内分泌療法後に増悪したPIK3CA、AKT1又はPTEN遺伝子変異を有するホルモン受容体陽性かつHER2 陰性の手術 ...
2024年2月9日、「オプジーボ(一般名:ニボルマブ)」が「根治切除不能な進行・再発の上皮系皮膚悪性腫瘍」を対象に承認された。 1. オプジーボ:根治切除不能な進行・再発の上皮系皮膚悪性腫瘍 【さらに詳しく】 ニボルマブ、切除不能な進行・再発上皮系皮膚悪性腫瘍の効能追加承認/小野 ...
1月25日から27日までサンフランシスコで開催された『米国臨床腫瘍学会泌尿器がんシンポジウム(ASCO GU) 2024』においてSNSで話題となっていた演題を紹介したい。 【さらに詳しく】 【泌尿生殖器がんシンポジウム】 前立腺/腎臓/膀胱がんの発見と治療の最新アプローチ〔海外 ...
1月18日から20日までサンフランシスコで開催された『米国臨床腫瘍学会消化器がんシンポジウム(ASCO GI) 2024』において日本の臨床に影響を及ぼす可能性が高い2つとSNSで話題となっている演題を紹介したい。 MSI-H/dMMR転移性大腸がんに対する一次治療として「オプジ ...
2024年1月18日、「ターゼナ(一般名:タラゾパリブトシル酸塩)」の「BRCA遺伝子変異陽性の遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺がん」および「がん化学療法歴のあるBRCA遺伝子変異陽性かつHER2陰性の手術不能または再発乳がん」、レプロジル(一般名:ルスパテルセプト)の「骨髄異形 ...
2023年
2023年も数多くのがん治療レジメンが承認され、治療の選択肢が増えた。また、2022年以前に承認されていたレジメンの選択を強力に支持する治療 ...
12月9日から12日までサンディエゴで開催された米国血液学会(ASH 2023)に関してSNSで注目を集めていた演題についてまとめてみた。 ...
12月5日から9日まで米サンアントニオで開催されるSan Antonio Breast Cancer Symposium(SABCS 202 ...
2023年11月24日、「アドセトリス(一般名:ブレンツキシマブ ベドチン)」の「再発又は難治性のCD30陽性の皮膚T細胞リンパ腫」、「タフ ...
10月20日から24日までマドリードで開催された欧州臨床腫瘍学会(ESMO 2023)で注目を集めた演題についてまとめてみた。このうち7演題 ...
2023年9月25日、「エプキンリ」の「再発又は難治性の大細胞型B細胞リンパ腫(びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、高悪性度B細胞リンパ腫、原発 ...
2023年8月23日、「エンハーツ」の「がん化学療法後に増悪したHER2遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」、「リムパーザ ...
2023年6月26日、「リトゴビ」の「がん化学療法後に増悪したFGFR2融合遺伝子陽性の治癒切除不能な胆道がん」、「キイトルーダ」の「再発又 ...
6月2日から6月6日までシカゴで開催されている米国臨床腫瘍学会(ASCO 2023)で発表された今後の治療選択肢についてまとめてみた。 ...
2023年5月25日、「ヴァンフリタ(一般名:キザルチニブ)」が「FLT3-ITD変異陽性の急性骨髄性白血病」に対する一次治療における寛解導 ...
2023年3月27日、「エンハーツ」の「化学療法歴のあるHER2低発現の手術不能又は再発乳がん」、「オプジーボ」の「非小細胞肺がんにおける術 ...
2023年2月24日、「ニュベクオ」の「遠隔転移を有する前立腺がん」、「イムブルビカ」の「未治療のマントル細胞リンパ腫」への適応拡大について ...