【大腸がん:術後治療(5-FU+ロイコボリン)】「持続静注」vs「急速静注」

手術後の補助療法として「5-FUロイコボリン」を受ける場合、「持続静注」を選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。

試験では、「持続静注」治療を受けることで、「急速静注」を受けた場合に比べ、無増悪生存期間が22.0週から27.6週に延長(p=0.0012)。生存期間は「持続静注」を受けた人が62.0週であったのに対し、「急速静注」を受けた人では56.8週と治療間に差はなかった(p=0.067)。奏効率は「持続静注」治療を受けることで、14.4%から32.6%に向上(p=0.0004)。

グレード3または4の有害事象は、「持続静注」治療を受けることで、23.9%から11.1%に減少(p=0.0004)。特に重度の顆粒球減少(7.3%→1.9%)、下痢(7.3%→2.9%)、粘膜炎(7.3%→1.9%)に減少。

【発表】

1997年2月1日

 

【原著】

J Clin Oncol. 1997;15:808-15. [PMID: 9053508]