【食道がん:術前治療(3年OS)】「化学放射線療法」vs「化学療法」

CMISG1701(Ann Oncol)                     

局所進行食道扁平上皮がんと診断された人が手術前の治療を考える場合、化学療法(シスプラチンパクリタキセル)に「放射線療法」の上乗せを選択しても生存期間の延長は期待しにくい。「化学放射線療法」を受けた人の3年生存率は64.1%、「化学療法」を受けた人の3年生存率は54.9%であったが、統計学的に有意な差ではなかった。

【発表】

2022年11月15日

【試験名】

CMISG1701(Phase 3)〔NCT03001596

【試験実施国】

中国

【原著】

Ann Oncol. 2022 Nov 15. [PubMed: 36400384]