【肺がん:術後治療(DFS)】「キイトルーダ」vs「経過観察」

KEYNOTE-091(Lancet Oncol)                

IB-ⅢA期非小細胞肺がんと診断された人が手術後の治療を考える場合、「キイトルーダ」治療を選択することで、無病生存期間の延長が期待できる。

キイトルーダ」治療の選択によって、より効果が期待できる人の特徴は、65歳未満、PS 0、喫煙者、術後化学療法歴あり、非扁平上皮がん、PD-L1 1〜49%、EGFR遺伝子変異陽性であった。

キイトルーダ」治療を受けた人の34%がグレード3以上の有害事象を経験した(vs 26%)。「キイトルーダ」治療の主なグレード3以上の有害事象は、高血圧(6% vs 6%)、肺炎(2%)、プラセボでは高血圧(32[6%])であった。

【発表】

2022年9月12日

【試験名】

PEARLS/KEYNOTE-091(NCT02504372

【原著】

Lancet Oncol. 2022 Sep 12.  [PubMed: 36108662]

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