【肺がん:一次治療(PFS)】「キイトルーダ+カルボプラチン+ペメトレキセド」vs「カルボプラチン+ペメトレキセド」

非扁平上皮がんの人が初めての治療を考える場合、「カルボプラチンペメトレキセド」治療に「キイトルーダ」の上乗せを選択することで無増悪生存期間、生存期間の延長が期待できる。本解析の追跡期間は23.9ヵ月(中央値)。

前回の解析の追跡期間は10.6ヵ月(中央値)。「キイトルーダカルボプラチンペメトレキセド」治療を受けた人の無増悪生存期間は13.0ヵ月、「カルボプラチンペメトレキセド」治療を受けた人の無増悪生存期間は8.9ヵ月(HR 0.53[0.31–0.91]; p=0.010)。いずれの治療を受けた人も50%以上の人が生存しており、6ヵ月生存率はどちらの治療を受けた人も92%(HR 0.90 [0.42–1.91]; p=0.39)。

KEYNOTE-189の初回の解析における追跡期間は10.6ヵ月(中央値)。

【発表】

2018年8月21日

【試験名】

KEYNOTE-021 Cohort G(Phase 2)〔NCT02039674

【原著】

J Thorac Oncol . 2019;14:124-129. [PubMed: 30138764]

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