【再発卵巣がん:プラチナ抵抗性(PFS)】「ベルゾセルチブ+ゲムシタビン」vs「ゲムシタビン」

NCI-9944(Lancet Oncol)                     

高悪性度漿液性卵巣がんと診断され、プラチナ抵抗性になってから1ラインまでの化学療法歴がある女性が次の治療を考える場合、「ゲムシタビン」治療に「ATR阻害薬 ベルゾセルチブ」の上乗せを選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。

ベルゾセルチブゲムシタビン」併用療法の主なグレード3または4の有害事象は好中球減少症(47%  vs 39%)、血小板減少症(24% vs 6%)。

【発表】

2020年6月15日

【試験】

NCI-9944(Phase 2)〔NCT02595892

【試験実施国】

米国

【原著】

Lancet Oncol 2020; 21: 957-68. [PubMed: 32553118]

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