【再発卵巣がん:プラチナ抵抗性(OS)】「ベルゾセルチブ+ゲムシタビン」vs「ゲムシタビン」

NCI-9944(JCO Precis Oncol)                   

高悪性度漿液性卵巣がんと診断され、プラチナ抵抗性になってから1ラインまでの化学療法歴がある女性が次の治療を考える場合、「ゲムシタビン」治療に「ATR阻害薬 ベルゾセルチブ」の上乗せを選択しても生存期間の延長は期待しにくい。

検査の結果、ATM低発現または陰性であった女性は、「ゲムシタビン+ ベルゾセルチブ」治療を選択することで良好な生存期間が得られる可能性がある(HR 0.50(90%CI 0.23-1.08) p=0.06)。

【発表】

2024年4月18日

【試験】

NCI-9944(Phase 2)〔NCT02595892

【試験実施国】

米国

【原著】

JCO Precis Oncol. 2024;8:e2300635.  [PubMed: 38635934]

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