【多発性骨髄腫:くすぶり型】「レブラミド+デキサメタゾン」vs「観察」

無症候性(くすぶり型)の多発性骨髄腫の人でも、早期からの治療を選択することで、症候性の多発性骨髄腫に移行するまでの期間が大幅に延長する。早期治療は導入療法としては「レブラミドデキサメタゾン」を9サイクル(36週)施行。維持療法としては「レブラミド」を進行まで継続。

試験では治療を受けなかったの人の半数が23ヵ月までに症候性の多発性骨髄腫が発症したのに対し、早期治療を受けた人では試験期間中に症候性の多発性骨髄腫に進行した人は半数未満であった。治療を受けなかった人の86%が症候性に進行したのに対し、治療を受けた人では症候性に進行したのは39%であった。

生存期間の延長も期待できる。試験では治療を受けなかった人の半数が53ヵ月までに亡くなったのに対し、治療を受けた人では試験期間中に亡くなった人は半数未満であった。

レブラミドデキサメタゾン」治療によるグレード3の有害事象は、感染症(6%)、無力症(6%)、向上(5%)、皮疹(3%)であった。これらは全て導入療法期のみで現れた。治療を受けた人では別のがんの発現が多かった(10% vs. 2%)。治療を受けた1名が呼吸器感染症のため亡くなった。

【発表】

2016年7月8日

【試験名】

QuiRedex

【原著】

Lancet Oncol. 2016 Jul 8. [PMID:27402145]

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