【PD−L1陽性肺がん:一次治療】「キイトルーダ」vs「化学療法」

PD-L1発現50%以上でEGFRもALKも野生型の人が初めての治療を考える場合、「キイトルーダ」治療を選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。

試験では、標準治療である化学療法(プラチナダブレット)治療を受けた人の無増悪生存期間が6.0ヵ月であったのに対し、「キイトルーダ」治療を受けた人の無増悪生存期間は10.3ヵ月であった。

キイトルーダ」治療を受けた人の80.2%が6ヵ月以上生存した。化学療法を受けた人の6ヵ月生存率は72.4%であった(P=0.005)。

奏効率も「キイトルーダ」治療を選択することで向上が期待できる。試験では27.8%から44.8%に向。

治療に関連したグレード3以上の有害事象は、「キイトルーダ」治療を受けた人の26.6%が経験した。化学療法を受けた人では53.3%が経験した。

【発表】

2016年10月8日

【試験名】

KEYNOTE-024(Phase 3)〔NCT02142738

【原著】

N Engl J Med 2016; 375:1823-33. [PMID:27718847]

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