【胃がん:一次治療】「エルプラットを含む3剤併用」vs「シスプラチンを含む3剤併用」

エルプラットを含む3剤併用治療」は、「シスプラチンを含む3剤併用治療」に比べ、劣らない生存期間の延長が期待できる。

Grade 3以上の有害事象について、「エルプラット」は「シスプラチン」に比べ「好中球減少」「脱毛」「腎毒性」「血栓塞栓症」の発生率が低いが、「下痢」と「神経障害」の発生率は高い。

エルプラット」については、「シスプラチン」に対する非劣性がこの試験から示された結果、日本胃癌学会は「エルプラット」の切除不能進行・再発胃がんに対する適応拡大について要望を出し、2014年9月に保険適用となった。同年10月に公知申請され、2015年3月20日に承認された。日本胃癌学会は2015年5月、日本胃癌学会ガイドライン委員会のコメントを発表し、CapeOX療法(ゼローダエルプラット)を「推奨度2」としている。「エルプラット」の場合、輸液の持続静注は不要なため、外来での投与が可能で、3週に1回、外来に通院すればよい(「シスプラチン」の場合、5週に1回1週間の入院を要する)。

【発表】

2008年1月3日

【試験名】

REAL2

【原著】

N Engl J Med. 2008;358:36-46. [MID: 18172173 ]

【内部リンク】

【外部リンク】