【濾胞性リンパ腫:維持療法(TTF)】「リツキサン」vs「経過観察」

低腫瘍量の濾胞性リンパ腫と診断された人がリツキサン(4サイクル)治療を受け、奏効した人がその後の治療を考える場合、「経過観察し、再発時にリツキサンの再投与」を選択しても「リツキサンによる維持療法」を選択した場合と治療成功期間に差はない。

5年後も化学療法を実施せずに生存していた割合は「再発時にリツキサンの再投与」を選択した人の80%に比べ、「リツキサンによる維持療法」を選択した人では92%と有意に多かった(p=0.03)。

【発表】

2014年8月25日

【試験名】

RESORT(Phase 3)〔NCT00075946

【試験実施国】

米国

【原著】

J Clin Oncol. 2014 ;32:3096-102. [PubMed: 25154829]