手術後の補助療法を考える場合、「5-FU+エピルビシン+シクロホスファミド (FEC)」6サイクルを選択しても、5年無病生存率の向上は期待しにくい。
試験では、「FEC(4サイクル)」治療を受けた人の5年無病生存率が88.4%であったのに対し、「FEC(6サイクル)」治療を受けた人の5年無病生存率が92.1%であり、治療間に統計学的な有意差は認められなかった(p=0.24)。
【発表】
2017年5月11日
【試験名】
UCBG-0106(Phase 3)〔NCT00055679〕
【原著】
Eur J Cancer. 2017;79:166-175. [PubMed:28501763]