プラチナ製剤を含む化学療法後に再発した人が次の治療を考える場合、「オプジーボ」治療を選択しても化学療法(トポテカンまたはアムルビシン)を上回る生存期間は期待しにくい。
治療開始時のLDH値が正常上限値以下の人、肝転移がない人では、「オプジーボ」治療を選択することで生存期間の延長が期待できる。「オプジーボ」治療の生存期間に及ぼす影響はPD-L1 1%以上の人と1%未満の人で同程度であった。「オプジーボ」治療を受けた人の13.7%で治療が奏効し(vs 16.5%)、奏効期間は8.3ヵ月であった(vs 4.5ヵ月)。
「オプジーボ」治療を受けた人の13.8%がグレード3または4の治療関連有害事象を経験した(vs 73.2%)。
【発表】
2021年2月1日
【試験名】
CheckMate 331(Phase 3)〔NCT02481830〕
【原著】
Ann Oncol . 2021 ;32:631-641. [PubMed: 33539946]
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