
CheckMate 568(JCO)
進行非小細胞肺がんと診断された252名が初めての治療として「オプジーボ+ヤーボイ」治療を受けた結果、30%の人が治療に奏効した。
腫瘍遺伝子変異量(TMB)が多い人ではPD-L1の発現量に関係なく、47-48%の人で奏効した。TMBが少ない人では、多い人より奏効しづらく、その中でもPD-L1の発現量が1%以上の人では18%の人が奏効したのに対し、PD-L1の発現量が1%未満の人で奏効したのは5%に過ぎなかった。
無増悪生存期間はTMBが10mut/Mb以上の人で7.1ヵ月であったのに対し、10mut/Mb未満の人では2.6ヵ月であった。
【発表】
2019年2月20日
【試験名】
CheckMate 568(Phase 2)〔NCT02659059〕
【試験参加国】
米国、カナダ
【原著】
J Clin Oncol. 2019 ;37:992-1000. [PubMed: 30785829]
【さらに詳しく】
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