【子宮頸がん:一次治療(PFS、OS)】「シスプラチン+パクリタキセル」vs「シスプラチン」

GOG169(JCO)                          

子宮頸部扁平上皮がんと診断された女性が初めての治療を考える場合、「シスプラチン」治療に「パクリタキセル」の上乗せを選択することで無増悪生存期間の延長が期待できるが、生存期間の延長は期待できない。

シスプラチン」治療に「パクリタキセル」の上乗せによって奏効率は19%から36%に向上する。「シスプラチンパクリタキセル」治療は、「シスプラチン」治療に比べ、グレード3または4の貧血と好中球減少の発現リスクが高い。

【発表】

2004年8月1日

【試験名】

GOG169(Phase 3)

【原著】

J Clin Oncol. 2004 ;22:3113-9. [PubMed: 15284262]