【食道がん:術後治療(3年DFS)】「イミフィンジ」vs「プラセボ」

切除可能な食道扁平上皮がんと診断された人が「化学放射線療法→手術」後に「イミフィンジ」治療を選択しても3年無病生存率の向上は期待しにくい。

PD-L1陽性(TPS 1%以上)の人は術後に「イミフィンジ」治療を選択することで3年生存率が64%から94%に向上した(HR 0.42, 95% CI 0.10-1.0)。一方、PD-L1陰性の人は「イミフィンジ」治療を選択することで3年生存率が55%から42%に低下した(HR 1.53, 95%CI 0.48-4.83)。

【発表】

2022年2月11日

【試験】

Phase 2〔NCT02520453

【原著】

ESMO Open. 2022 ;7:100385. [PubMed: 35158205]