【腎細胞がん:二次治療(PFS)】「サパニセルチブ+セラベリシブ」vs「アフィニトール」

進行性淡明細胞型腎細胞がんと診断され、VEGFR阻害薬加療後に進行した人が次の治療を考える場合、「mTORC1/2阻害薬 サパニセルチブ」治療、「サパニセルチブ+PI3Kα阻害薬 セラベリシブ」治療を選択しても「アフィニトール」治療を上回る無増悪生存期間は期待しにくい。

アフィニトール」治療を受けた16.7%、「サパニセルチブセラベリシブ」治療を受けた7.1%が治療に奏効したが、「サパニセルチブ」治療を受けた人は誰も奏効しなかった。

アフィニトール」治療を受けた15.6%、「サパニセルチブ」治療を受けた28.1%、「サパニセルチブセラベリシブ」治療を受けた29.0%が有害事象のため、治療を中止した。

【発表】

2022年9月23日

【試験】

Phase 2〔NCT02724020

【試験参加国】

米国、カナダ、チェコ、フランス、イタリア、ポーランド、スペイン、英国

【原著】

Oncologist. 2022 Sep 23. [PubMed: 36146944]