手術ができない非扁平上皮非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「カルボプラチン+ペメトレキセド」に「キイトルーダ」の上乗せを選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。
「カルボプラチン+ペメトレキセド」治療を受けた人の70%が病勢進行後に「キイトルーダ」を含む治療を実施した。生存期間は統計学的有意差に至らなかったが、「キイトルーダ+カルボプラチン+ペメトレキセド」治療を受けた人は34.5ヵ月生存したのに対し、「カルボプラチン+ペメトレキセド」治療を受けた人の生存期間は21.1ヵ月であった。
「キイトルーダ+カルボプラチン+ペメトレキセド」治療を受けた人の39%がグレード3〜5の有害事象を経験し、「カルボプラチン+ペメトレキセド」治療を受けた人は31%の人がグレード3〜5の有害事象を経験した。
【発表】
2020年10月15日
【試験名】
KEYNOTE-021 Cohort G(Phase 2)〔NCT02039674〕
【原著】
J Thorac Oncol. 2020 Oct 15. [PubMed: 33069888]
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