ASPIRE(JCO)
多発性骨髄腫と診断され、1〜3ラインの治療を受けた人が次の治療を考える場合、「レブラミド+デキサメタゾン」治療に「カイプロリス」上乗せを選択することで、無増悪生存期間だけでなく、生存期間の延長も期待できる。
「カイプロリス+レブラミド+デキサメタゾン」治療の主な有害事象(グレード3以上)は、急性腎不全(3.8% vs 3.3%)、心不全(4.3% vs 2.1%)、虚血性心疾患(3.8% vs 2.3%)、高血圧(6.4% vs 2.3%)、造血性血小板減少症(20.2% vs 14.9%)、末梢神経障害(2.8% vs 3.1%)。
【発表】
2018年1月17日
【試験名】
ASPIRE(Phase 3)〔NCT01080391〕
【試験参加国】
米国、カナダ、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、チェコ、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、イタリア、オランダ、ポーランド、ルーマニア、ロシア、セルビア、スペイン、スウェーデン、英国
【原著】
J Clin Oncol. 2018 ;36:728-734. [PubMed: 29341834]
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