【膵がん:一次治療(OS)】「ナパブカシン+アブラキサン」vs「ゲムシタビン+アブラキサン」

CanStem111P(EClinicalMedicine)                

遠隔転移を有する膵がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「ナパブカシンアブラキサン」治療を選択しても「ゲムシタビンアブラキサン」治療を選択した場合を上回る生存期間は期待しにくい。

本試験はあらかじめ定められた無益性基準に該当したとして、独立データモニタリング委員会から中止勧告を受け、試験は2019年7月2日に中止された。

【発表】

2023年3月16日

【試験名】

CanStem111P(Phase 3)〔NCT02993731

【試験参加国】

日本(愛知県がんセンター、四国がんセンター、神奈川県立がんセンター、栃木県立がんセンター、東京大学医学部附属病院、国立がん研究センター中央病院、がん研有明病院、杏林大学医学部付属病院、京都大学医学部附属病院、大阪国際がんセンター、埼玉県立がんセンター、静岡がんセンター)、米国、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、中国、チェコ、フランス、ドイツ、イタリア、韓国、オランダ、ポーランド、ポルトガル、ロシア、シンガポール、スペイン、台湾、ウクライナ

【原著】

EClinicalMedicine. 2023 Mar 16. [PubMed: 36969338]

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