【レジメン図鑑】サイラムザ+ドセタキセル(EGFR陽性肺がん:二次治療)

サイラムザ」は、「ドセタキセル」との併用療法として「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」について2016年6月20日に承認された。この承認は「サイラムザドセタキセル」治療の有効性などを評価した国際Phase3試験『REVEL』、日本人を対象としたPhase2試験『JVCG試験』の結果に基づいている。

サイラムザ」は、二次治療でドセタキセルを用いる場合に、PS 0-1症例に対して推奨されている。しかし、「サイラムザドセタキセル」併用療法は、75歳以上の症例、PS 2症例に対しては行わないように提案することが推奨されている。

2021年度の中央社会保険医療協議会(厚生労働省)「DPC導入の影響評価に関する調査(化学療法のレジメン)」によると、4,899名(3.1%)の入院患者に選択されていた。

主な有害事象は、好中球減少症(95.7%)、口内炎(54.3%)、鼻出血(47.9%)、末梢性浮腫(36.2%)、発熱性好中球減少症(34.0%)。

【承認日】

2016年6月20日

【効能及び効果】

切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌

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