
FLAIR(NEJM)
慢性リンパ性白血病と診断された人が初めての治療を考える場合、「ベネクレクスタ+イムブルビカ(治療期間:微小残存病変が未検出になるまでの2倍の期間)」治療を選択することで、「フルダラ+シクロホスファミド+リツキサン」治療を選択した場合を上回る3年無増悪生存率、3年生存率の向上が期待できる。
【発表】
2023年12月10日
【試験名】
FLAIR(Phase 3)
【試験参加国】
英国
【原著】
N Engl J Med. 2024 ;390:326-337. [PubMed: 38078508]
【さらに詳しく】
- 測定可能残存病変に基づく慢性リンパ性白血病治療〔NEJM日本語アブストラクト〕
- CLLの1次治療、MRDに基づくアプローチが有望/NEJM〔ケアネット〕
- 未治療のCLLにMRDへの効果で投与期間を最適化したイブルチニブとベネトクラクスの併用投与はFCR療法より有意にPFSとOSを延長【ASH 2023】〔日経メディカル〕
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