【尿路上皮がん:一次治療(OS)】「ゲムシタビン+シスプラチン」vs「M-VAC」

局所進行または遠隔転移を有する尿路上皮がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「ゲムシタビンシスプラチン」治療を選択しても「M-VAC(メトトレキサートビンブラスチンドキソルビシンシスプラチン)」療法を選択した場合と同等の生存期間が期待できる。

ゲムシタビンシスプラチン」治療は、「M-VAC」療法に比べ、グレード3または4の好中球減少症(71% vs 82%)、発熱性好中球減少症(2% vs 14%)、敗血症(1% vs 12%)、グレード3または4の粘膜炎(1% vs 22%)、脱毛(11% vs 55%)を経験するリスクの減少が期待できる。

【発表】

2000年9月

【試験】

Phase 3

【原著】

J Clin Oncol. 2000 ;18:3068-77. [PubMed: 11001674]