【HR陽性乳がん:一次治療(PFS)】「アバスチン+ホルモン療法」vs「ホルモン療法」

HR陽性HER2陰性進行乳がんと診断された女性が、初めてのホルモン療法を考える場合、「フェマーラ(またはフェソロデックス)」治療に「アバスチン」の上乗せを選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくい。

アバスチン+ホルモン療法」を受けた女性の41%が治療に奏効し、これは「ホルモン療法」のみの22%に比べ、有意に高かった。「アバスチン+ホルモン療法」を受けた女性においてグレード3または4の高血圧、肝酵素上昇、蛋白尿を経験した。

【発表】

2015年2月17日

【試験名】

LEA(Phase 3)〔NCT00545077

【試験参加国】

ドイツ、スペイン

【原著】

J Clin Oncol. 2015;33:1045-52. [PubMed: 25691671]