【大腸がん:三次治療】「スチバーガ 120mg 3投1休」vs「スチバーガ 160mg 3投1休」

遠隔転移を有する大腸がんと診断され、標準化学療法加療後に進行した人が次の治療として「スチバーガ」治療を考える場合、1サイクル目を「120mg/日」や「1投1休」に変更する代替スケジュールも選択可能である。

スチバーガ 160mg/日 3週間連日投与後1週間休薬(3投1休:承認用量)」を選択した場合、60%の人がグレード3または4の有害事象を経験し、「スチバーガ 1サイクル目のみ120mg/日 3投1休、2サイクル目160mg/日」を選択した場合、55%の人がグレード3または4の有害事象を経験し「スチバーガ 1サイクル目のみ160mg/日 1週間連日投与後1週間休薬(1投1休)、2サイクル目以降3投1休」を選択した場合、54%の人がグレード3または4の有害事象を経験した。

【発表】

2022年10月14日

【試験名】

REARRANGE(Phase 2)〔NCT02835924

【試験実施国】

スペイン

【原著】

Eur J Cancer. 2022;177:154-163. [PubMed: 36335783]