初めての治療を考える場合、「ペメトレキセド+シスプラチン」治療を選択しても「ドセタキセル+シスプラチン」治療に比べて。無増悪生存期間の延長は期待しにくい。
韓国でのPhase 3試験。試験では「ペメトレキセド+シスプラチン」治療を受けた人の無増悪生存期間は4.7ヵ月、生存期間は11.7ヵ月、「ドセタキセル+シスプラチン」治療を受けた人の無増悪生存期間は4.4ヵ月、生存期間は13.3ヵ月と、治療間に差はなかった。
グレード3または4の好中球減少症、発熱性好中球減少症は、「ドセタキセル+シスプラチン」治療でより多く発現。
【発表】
2017年1月11日
【試験名】
TRAIL(Phase 3)
【原著】
Clin Lung Cancer. 2017 Jan 11. [PubMed:28185792]