進展型小細胞肺がんと診断され、2ライン以上の治療歴がある12人が「ロバルピツズマブ テシリン+オプジーボ+ヤーボイ」治療を受けた結果、36.4%の人が治療に奏効した。同じ30人が「ロバルピツズマブ テシリン+オプジーボ」治療を受けた結果、27.6%の人が治療に奏効した。
いずれのレジメンも忍容性が不十分であった。いずれかの治療を受けた全員が有害事象を経験し、42人中41人が治験関連有害事象と主治医に判断された。最も頻度の高かった治療関連有害事象は胸水(n=20、48%)であり、最も多かったグレード3以上の治療関連有害事象は貧血(n=9、21%)であった。治療を受けた42人のうち、肺炎で2人、急性腎障害で1人が治療関連有害事象のため死に至った。
【発表】
2021年2月27日
【試験】
Phase 1/2〔NCT03026166〕
【原著】
J Thorac Oncol . 2021 Feb 27 [PubMed: 33652156]