【高TMB肺がん:一次治療(PFS)】「テセントリク」vs「化学療法」

BFAST(Nat Med)                         

切除不能IIIBまたはIV期非小細胞肺がんと診断され、血中の遺伝子変異量(bTMB)高値(16以上)であった人が初めての治療を考える場合、「テセントリク」治療を選択しても「化学療法」を選択した場合を上回る無増悪生存期間の延長は期待しにくい。

【発表】

2022年8月22日

【試験名】

BFAST(Phase 3)〔NCT03178552/jRCT2080223780

【試験実施国】

日本(藤田医科大学病院、国立がん研究センター東病院、四国がんセンター、九州医療センター、九州がんセンター、九州大学病院、広島大学病院、金沢大学附属病院、神奈川県立がんセンター、京都大学医学部附属病院、京都大学医学部附属病院、仙台厚生病院、東北大学病院、新潟大学医歯学総合病院、岡山大学病院、近畿大学病院、佐賀大学医学部附属病院、静岡がんセンター、順天堂大学医学部附属順天堂医院、都立駒込病院、がん研有明病院、杏林大学医学部付属病院、和歌山県立医科大学附属病院、山口・宇部医療センター)、米国、アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チリ、中国、コスタリカ、フランス、ドイツ、香港、イスラエル、イタリア、韓国、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ペルー、ポーランド、ロシア、セルビア、シンガポール、スペイン、台湾、タイ、トルコ

【原著】

Nat Med. 2022 ;28:1831-1839. [PubMed: 35995953]

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