【マントル細胞リンパ腫:四次治療】ジャイパーカ

BRUIN(Lancet)                         

マントル細胞リンパ腫と診断され、BTK阻害薬治療を受けたことがある52人が「ジャイパーカ」治療を受けた結果、52%の人が治療に奏効した。また、慢性リンパ性白血病または小リンパ球性リンパ腫と診断され、BTK阻害薬治療を受けたことがある121人が「ジャイパーカ」治療を受けた結果、62%の人が治療に奏効した。

グレード3以上の有害事象で最も多かったのは好中球減少(10%)であった。「ジャイパーカ」治療を受けた1%(5例)が治療関連有害事象により治療中止に至った。

【発表】

2021年3月6日

【試験名】

BRUIN(Phase 1/2)〔NCT03740529/jRCT2031200245

【試験参加国】

日本(名古屋医療センタ、北海道大学病院、東海大学医学部付属病院、高知大学医学部附属病院、東北大学病院、国立がん研究センター中央病院、九州がんセンター、京都府立医科大学附属病院、岡山大学病院、近畿大学病院)、米国、オーストラリア、フランス、イタリア、韓国、ポーランド、スウェーデン、スイス、英国

【原著】

Lancet 2021; 397: 892-901.  [PubMed: 33676628]

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