【慢性リンパ性白血病:四次治療】「ジャイパーカ」

BRUIN(NEJM)                         

慢性リンパ性白血病または小リンパ球性リンパ腫と診断され、BTK阻害薬治療を受けたことがある247名が「ジャイパーカ」治療を受けた結果、73.3%の人が治療に奏効した。また、BTK阻害薬治療、BCL2阻害薬治療のいずれも受けたことがある100名のうち70名(70.0%)が治療に奏効した。

BTK阻害薬治療を受けたことがある人における「ジャイパーカ」治療の無増悪生存期間は19.6ヵ月、1年生存率は86.0%であった。

BTK阻害薬治療かつBCL2阻害薬治療を受けたことがある人における「ジャイパーカ」治療の無増悪生存期間は16.8ヵ月であった。

【発表】

2022年7月6日

【試験名】

BRUIN(Phase 1/2)〔NCT03740529/jRCT2031200245

【試験参加国】

日本(名古屋医療センタ、北海道大学病院、東海大学医学部付属病院、高知大学医学部附属病院、東北大学病院、国立がん研究センター中央病院、九州がんセンター、京都府立医科大学附属病院、岡山大学病院、近畿大学病院)、米国、オーストラリア、フランス、イタリア、韓国、ポーランド、スウェーデン、スイス、英国

【原著】

N Engl J Med 2023; 389:33-44.  [PubMed: 37407001]

【さらに詳しく】

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